入園や入学時には、大量の名前付けをしなければならず、 忙しい朝に名前が付いていないことに気づいた時など、 迅速に作業を終わらせたいですよね。
名前シールなら、1枚ずつカット済みでアイロン不要。 シールさえあれば他の道具は必要ありません。
さっと取り出してすぐに貼れるため、 忙しいママにとって便利な時短アイテムです。
剥がれにくい靴下用名前シールの種類
洗濯しても剥がれにくい名前シールは、 以下の3種類があります。
剥がれにくい靴下用名前シール
1,アイロンタイプ
2,フロッキーネーム
3,ノンアイロンタイプ
靴下に油性ペンで名前を書くのは難しく、 読みにくくなりがちです。
靴下用の名前シールなら、 見やすく剥がれにくいため、 名前付けのストレスを軽減できます。
以下では、 おすすめの名前シールの種類をご紹介します。
アイロンタイプ
アイロンタイプの名前シールは、 高温に設定したアイロンでしっかりと貼り付けます。
熱で溶けたノリが冷えて固まり、 剥がれにくくなります。 一度しっかり貼れば、 ゴシゴシ手洗いしても剥がれません。
アイロンタイプの名前シールのつけ方
1,貼り付ける場所に名前シールを置き、あて布をします。
2,スチームをオフにして高温に設定したアイロンを 20秒ほど体重をかけて押さえつけます。
3,名前シールを靴下に埋め込むイメージで 10秒ほどぐりぐりと押し込みます。
4,完全に冷ます。
5,貼った部分を伸ばして しっかりと貼りついているか確認します。
貼り付きが甘い場合は、 再度アイロンでしっかりと押さえてくださいね。
フロッキーネーム
フロッキーネームは名前シールとは異なり、 文字が個別に配置され、 伸縮性が高いので靴下にも適しています。
生地と一緒に伸び縮みし、 剥がれにくいのが特徴です。
フロッキーネームとは、 フロッキー加工を施した 転写ネームシールのことです。
フロッキー加工とは、 生地に接着剤を塗り、 静電気を利用して 短い繊維を植え付ける技術です。
フロッキーネームの貼り付け方は 名前シールとほぼ同じで、 アイロンを15~20秒押さえて転写します。
ただし、濁点や短い線の部分は剥がれやすいため、 アイロンでしっかり押さえておくと良いでしょう。
自分の子どもにもフロッキーネームを使用しましたが、 名前シールと異なり、1文字ずつ転写されるため、 濁点だけが剥がれてしまうことがありました。
きれいに貼るためには、 しっかりと確認しながら貼りつけ、 不十分な場合は再度アイロンを使用しましょう。
ノンアイロンタイプの名前シールでも、 粘着力が強いものなら 靴下に貼っても剥がれません。
貼りたい場所に指でしっかりと押さえるだけで 簡単に名前付けができます。
ノンアイロンタイプの名前シールのつけ方
1,貼り付ける場所に名前シールを置く
2,シール全体を生地になじませるように指で押し付ける
3,特に角を重点的に押さえる
働くママにとって、家事や育児、仕事に忙しい中、 簡単に名前付けができるのは助かりますね。
ただし、粘着力が強いため、 剥がす予定があるものには向きません。
ボアやニット、フリース、ファーなどの 毛羽立ちやすい布には 使用しない方が良いでしょう。
剥がす予定があるものや 大切なものには、靴下用よりも 粘着力が抑えられたタグ用シールを使うと良いです。
保育園の靴下に名前シールを貼る場所
靴下に名前シールを貼る際は、 伸縮や摩擦が少ない部分を選びましょう。
脱ぎ履きの際に引っ張られる部分や、 履いている時に摩擦が生じる部分は 剥がれやすくなります。
また、保育園や幼稚園では 先生が見やすい場所に貼るのが良いでしょう。
おすすめの貼り付け場所
・土踏まず
・つま先
・ふくらはぎ
・履き口の内側
土踏まずは、生地が伸びにくく摩擦も少ないため、 名前シールが剥がれにくい場所です。
靴を履いている時に名前が見えないので安心です。 ただし、5歳くらいまでは 土踏まずが完全に形成されていないため、 摩擦が増える可能性があります。
アイロンでつけるタイプの場合、 靴下の素材や滑り止めのゴム部分が熱で溶けないように注意が必要です。
つま先は摩擦が少なく、 生地の伸縮も少ないため、 名前シールが剥がれにくい おすすめの場所です。
靴を履くと記名部分が隠れるので、 名前を不特定多数に見られる心配もありません。
土踏まずに比べると 靴との摩擦はありますが、
まだ土踏まずが形成されていない小さい子どもには、 つま先の方が摩擦が少なくて済みます。
ふくらはぎは、かわいいデザインのシールなら、 ワンポイントとして貼るのも良いでしょう。
ふくらはぎに貼る際は、 履き口の上部を避けて少し低めに貼ると 剥がれにくくなります。
名前を目立たせたくない場合は、 ふくらはぎの裏側に貼ると人目につきにくく、 万が一靴下を落とした際にも見つけやすいです。
履き口の内側に名前シールを貼ると、 汚れや擦れにくくなります。
また、名前が外から見えにくいため、 プライバシーも守れます。
アイロンシールを使用する場合は、 履き口のゴム部分を傷めないように あて布を使いましょう。
百均の名前シールは靴下を洗濯しても取れない?
100均で購入できる靴下用の名前シールや ノンアイロンシールは、すぐに剥がれる可能性があります。
粘着力が弱いため、靴下に空気が入ったり、 貼り直しをすると剥がれやすくなります。
デザインが豊富で魅力的ですが、 必ずしもコスパが良いとは限りません。
特に人気キャラクターが描かれているものは、 1枚あたりの単価が高くなります。
靴下の名前シールはマスキングテープで代用できる?
一部のママはマスキングテープで 名前シールを代用したいと考えることがありますが、 粘着力が弱いため靴下には向いていません。
洋服のタグには貼り付けられますが、 靴下の布地には洗濯で剥がれてしまいます。
代用するなら、 アイロン接着のネームテープを選びましょう。
タグ用の名前シールは、 靴下に使用すると洗濯で剥がれやすいです。
靴下用のシールに比べて粘着力が弱く、 伸縮性もないため、 1回の洗濯で剥がれてしまうことがあります。
靴下の名前シールおすすめ3選
靴下に貼っても剥がれにくい名前シールには さまざまな種類があります。 特におすすめの3種類をご紹介します。
・アイロン接着タイプ
・フロッキーネーム
・ノンアイロンタイプ
それぞれのおすすめ商品について詳しく見ていきましょう。
アイロン接着タイプは、 中小2サイズが揃った かわいいデザインの名前シールです。
綿100%の布や、 綿とポリエステル混合率50%までの素材に 使用可能です。
濃い色の靴下に使用すると、 油性ペンよりも見やすくなります。
フロッキーネームの中でも 特に高品質な国内生産の商品です。
名前部分が立体的で発色が良いため、 靴下と異なる色を選べば 名前がはっきり見えます。
洗濯機や乾燥機にも強く、 忙しいママにとっては嬉しいアイテムです。
ノンアイロンタイプの名前シールは 粘着力が強く、タグ用シールでは貼れない布製品にも 使用可能で、洗濯にも耐久性があります。
食洗機や電子レンジにも対応しており、 さまざまな用途に使えます。
シールがカット済みで、 指で押さえるだけで簡単に貼れるのも魅力です。
靴下の名前シールが長持ちするコツ
どんな名前シールを使っても、 正しく貼らなければすぐに剥がれてしまいます。
こちらでは、 ノンアイロンタイプやアイロン接着タイプのシールを 長持ちさせるためのコツをご紹介します。
角を念入りに圧着する
名前シールを貼った靴下を繰り返し使用していると、 角から剥がれてくることがあります。
アイロンを使用する際や ノンアイロンタイプで指で押さえる際には、
特に角を念入りに圧着することで 長持ちさせることができます。
洗濯ネットを使用する
洗濯の際には、 名前シールを貼った部分を裏返しにし、 洗濯ネットに入れること でシールの剥がれを防げます。
乾燥機の使用は製品によっては シールが剥がれることがあるので 注意が必要です。
大量に使用する前に、 一度試してみると良いでしょう。
靴下の名前シールが剥がれにくいコツまとめ
靴下に最適な名前シールには 「アイロンシール」 「フロッキネーム」 「ノンアイロン」の 3種類があります。
アイロンシールは、 熱でノリを溶かし、 圧をかけて冷ますことで しっかりと接着できます。
フロッキーネームは、 素材と一緒に伸び縮みするため剥がれにくく、 立体的で発色が良いので名前が読みやすいです。
ノンアイロンタイプは、 粘着力が強く、指で押さえるだけで 簡単に貼り付けられますが、
一度貼ると剥がしにくいため、 素材や用途に注意が必要です。
タグ用の名前シールは、 靴下用に比べて粘着力が弱いため、 洗濯で剥がれやすい可能性があります。
靴下の名前シールを長持ちさせるコツは、 「角をしっかり圧着する」 「洗濯ネットを使う」 「適切な場所に貼る」の 3つです。
子どもが入園・入学すると、 すべての持ち物に名前をつけるのは大変な作業です。
一度貼った名前シールが長持ちすれば、 その手間も減り、ストレスも軽減されます。
適切な名前シールの選び方と簡単なコツを活用して、 少しでも負担を減らしましょう。